ニックネーム

ハーブおじさん

(ワークショップの様子)

本    名

樋口 拓(ひぐち たく)

活動背景と経緯

1男1女の父です。第二子が生まれた際に10か月の育児休業を取得しました。そこでは貴重な”子どものとき”を共に過ごす機会を得、「子ども」「きせつ」「しぜん」「げいじゅつ」の関係性と重要性に気づきました。同時に子どもの主体性に任せた自由な遊びの時間とともに、家族が共に季節行事を楽しむことの大切さにも気付かされました。一方で、家庭での季節行事の実施、特に季節の自然や外遊びとの関係を意識したものの少なさにも気づかされたのでした。
そこで、子ども達へこうした気づきを与えられる身近な大人である保護者を主な対象にその楽しさを伝えたいと考え、家庭でできる季節行事の楽しみ方を提案する任意団体「きせつ×おんがく×そとあそび」プロジェクトを主宰しました。
大学時代(学士(林学))は森林資源科学、特に造林・風致学と森林レクリエーションを学び、大学院時代(修士(環境科学))は森林保全活動を通した青年の社会参画をテーマに研究を行いました。その他、メディカルハーブコーディネーター、オーガニックアドバイザー、BBQインストラクター等を学ぶ中でたくさんのヒントを得て現在のワークショップを開催しています。現在は九州大学大学院芸術工学府博士後期課程(緑地保全学研究室)に在籍し、伝統工芸と緑地保全活動の研究を行っています。
※他に国立青少年教育振興機構青森大学総合経営学部准教授の3足の草鞋を履いて活動中。
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著書・執筆物等

「体験の風をおこそうー体験活動の企画と展開ー」(分担執筆「第2章 体験活動の企画と展開 登山」:田中壮一郎編著,2012年,悠光堂)
「日本教育 2018年6月号」(論考「体験活動を通した青少年の自立を目指して」:公益社団法人日本教育会,2018年6月,p.p.30-31)
「日本教育 2018年8月号」(論考「(特集)自然の中の人間・子どもと自然体験~自然の中での遊びが子どもを育てる~」:公益社団法人日本教育会,2018年8月,p.p.8-11)
「青少年教育研究センター紀要第7号」(「(特集)幼児期における自然体験の意義と効果 都市の環境を生かした幼児の自然体験活動」:国立青少年教育振興機構,2019年3月,p.p.11-16)
「CAMPING 191 2020/冬」(論考「(特集)親子キャンプ・ファミリーキャンプの今と可能性」:公益社団法人日本キャンプ協会,2020年,p.p.2-3)
◆「月刊公民館 (755)」(報告「体験の風をおこそう(第49回)デジタル情報化社会における読書活動」:全国公民館連絡協議会,2020年,p.p.35-37)
◆「内外教育第6900号」(報告「体験の風をおこそう ESD活動推進拠点としての可能性」:時事通信社,2021年,p.p.10-11)
◆「筑前町立三輪小学校の当施設研修支援利用における「夜須高原の里地里山『地域の文化』体験を通じた ESD」プログラムの展開について(速報版実施報告)」(報告,2021年)
◆「第1回夜須高原こども芸術まつり」(報告:2021年,国立夜須高原青少年自然の家,分担執筆担当:p.4)
◆「イングリッシュキャンプ『そうだ、せかいはひろいんだ!』報告書 」(報告:2021年,国立夜須高原青少年自然の家,執筆担当)
◆「青少年教育施設における伝統的な地場産業体験活動の導入に関する諸概念の検討―「地域」「地域資源」「伝統文化」に着目して―」(研究ノート:国立青少年教育振興機構,青少年教育研究センター紀要第11号,2023年3月,p.p.56-66)
◆「地域の特色を活かした ESD プログラムの事業仮説構造モデルの検討-国立淡路青少年交流の家教育事業「SDGs 探検隊」を題材に-」(論文:国立青少年教育振興機構,青少年教育研究センター紀要第12号,2024年3月,p.p.52-69)