10.27)開催秋のキッズフェスタ2018にて展開した「草花で季節のミニリースづくり」ワークショップは、30組70名を越える方にご参加頂き無事に終了しました。ご参加の皆様ありがとうございました。

 都市部でもたくさん目にすることのあるクズをテーマとした本ワークショップでは、クズの有用性や自然界での役割等にも触れながら、ミニリースづくりを通じて身近な自然に親しんで頂きました。
 
 例えば、クズの根がくず餅や風邪薬葛根湯の原料になること、蔓はロープやかごの材料として古くから活用されてきたこと、とても強い植物であり、森や土地が破壊されたときには真っ先にそこを覆う役割を担っていること等をお伝えしました。
会場看板

 ご参加の皆様は、親子で協力しながら思い思いの素敵なミニリースを仕上げていました。木の実でご家族の人形を造る子ども、かわいいミニブーケを造るお母さん、シダーローズや木の実を束ねるお父さん。それぞれの作品が組み合わされてミニリースが出来上がります。



 これからの季節は、公園や街路樹の中の足元を見るとドングリや木の実がたくさん落ちていますし、空き地のクズはまだまだ元気いっぱいです。街角の自然たちにも目を向けてもらえたら、普段の街中が自然溢れる宝の山に思えてくるでしょう。

 そして、草花の香りも楽しんでもらいたく、ローズマリーとラベンダーの生草も用意し飾付けに活用してもらいました。メディカルハーブコーディネーターとしては、少しでもハーブにも親しんでいただける機会になりましたら嬉しいです。