11/8(土)午前の部10:00開始、午後の部13:30開始

クリスマスの季節、ツリーやリースを始め、キラキラした街中の飾りの中にはグリーンや木の実が使われ、私たちの身の回りに森の存在を感じさせてくれます。そこで、今回のワークショップでは、本物の草木でしか味わえない、香りや感触を楽しみながら、親子でクリスマスキャンドルホルダーをつくりました。

北海道にある東京大学演習林から寄贈頂いた1mほどのアカエゾマツの苗木、ウラジロモミ、イブキ、ローリエの素材を用意しました。今回のワークショップはお部屋の中が爽やかな香りに包まれてのスタートです。

実はオリセンの中にもクリスマスツリーが生えています。ドイツトウヒという種類の木です。初めにみんなでクリスマスツリーに会いに遊びにいきました。大きな枝を地面まで垂らしていて、子どもたちはその下をくぐってあそびました。実は、その樹の周りには、他にヒノキやイブキなどのクリスマスシーズンに縁のある樹木も生えていました。モチノキが赤い実をつけていたり、紅葉したカエデの葉がたくさん落ちていたり、クリスマスを彩る植物も集めて、存分に楽しんでからお部屋に戻りました。

いよいよ飾り作りに取り掛かります。が、苗木とはいえ、生きている生の木を切ることが初めてのお友達や大人の方も多く、最初は戸惑っていました。「本当にきっていいの?」「かわいそう・・・」などの声も。そこで、森は使うことで生態系が維持され、切ることで成長する場合もあるというお話もさせていただき、安心して材料をそろえてもらいました。

材料がそろったところで、リースベースに枝を刺しながらオリジナルのリースを作りました。壁にかければリースになり、平置きして真ん中に蝋燭を立てると素敵な生のグリーンキャンドルホルダーの出来上がりです。みなさん素敵な作品に仕上がりました。今年のクリスマスは、本物の木でしか味わえない爽やかな香りと暖かなぬくもりと一緒にお過ごしください。