5月のある休日の昼食時、デザートのぶどうを食べ終えた娘(6歳)が「このぶどうのタネを土に植えたらまたぶどうが食べられる!?」と一言。「おっ!」と思った私は早速、いつも食べているどんなフルーツも必ずはじめはタネから始まり、双葉が出て、立派な葉っぱをつけ、花が咲き、実をつける、それが私たちのテーブルにあがるフルーツであること、野菜も基本的には同じであることを伝え、早速育ててみようということに。
子どもと一緒に考えます。タネからぶどうが出来るまで何が必要だろうかと。「水…土…空気…かなぁ、あと栄養も」と娘。すぐに近所の100均で小さなプランターと土を用意しました。が、すぐには植えません。せっかく興味を示してくれたら、少しでもおもしろい結果に結びつくよう、大人の智慧を貸してあげます。
今回は、まず、水に浸けて発芽の可能性が高いタネを選別しました。そして、そのタネを水洗いして水に浸けたまま冷蔵庫で2日間ほど寝かせます。水洗いするのはタネを清潔にしてカビるのを防止するためと発芽抑制物質を取り除くためです。冷蔵庫に入れるのは、冬を経験したタネの方が発芽率が良いからです。と、こんなお話も交えながら親子のお仕事をつづけました。
ここからの結果は娘のレポートでお楽しみください。こちら