都会でもニホンミツバチはやってくるか?

皆さんはニホンミツバチを知っていますか?

私たちがイメージするミツバチはセイヨウミツバチという種類ですが、今回のテーマはニホンミツバチです。日本の里山を支える大事な役割を持った昆虫です。

 ハチミツを作ってくれるほか、草花や果樹、野菜等の結実にも大きな影響を与えています。花からの採蜜時に体に花粉をつけて植物たちの受粉を助けます。そうやって私たちの食べ物の生産を支えてくれているのがニホンミツバチなんです。

 セイヨウミツバチとは種類が違います。種類というか生態が違います。
 セイヨウミツバチは家畜に例えらるのに対し、ニホンミツバチは野生です。野生種であるということは、彼らにとっての居心地(環境)が悪くなればすぐにいなくなってしまいます。
 彼らにとって良い環境とは、自然が豊かであること、天敵(スズメバチ)が過度にいないこと、異常な高温や降雨がないこと、過剰な農薬が散布されていないこと等です。

 そんなニホンミツバチの養蜂体験は、当プロジェクトの永年の夢でした。この春、ニホンミツバチ巣箱を都内某所に設置しました。あとは分蜂したニホンミツバチたちが入居してくれるのを待つばかりです。もし、入居してくれたらニホンミツバチをテーマにしたワークショップも展開したいと思います!乞うご期待。