エコマーク探し遊びで気軽なエコアクション
「フェアトレードってなに?どんなせっけん?」
海外旅行のお土産に自分で買ってきた石鹸ALAFFIAの「good SOAP」に書かれていた説明をみての娘の質問。シアバターとココナッツオイルが入ったアフリカ産の石鹸でフェアトレード認証により取引されているものです。
SDGsやESDが世の中の潮流となり子供たちが見聞きする機会も増えたので、今日は子供たちの身の回りにある認証マークのうち2つについてまとめてみます。
【正義の貿易「フェアトレード」】
今回話題になった「フェアトレード」は、適正価格と生産方法が担保されて取引されていることを証明するものです。不当に廉価な価格での仕入れや人道的に許されない労働環境や労働者により生産されているものではなく、現地の持続可能性が確認されているものと言えます。なので娘には
「アフリカの人たちが楽しく大事に作ってくれた石鹸をきちんとした値段で買うことだよ。」
と説明します。詳しく話せばもっと必要ですが今はこの程度でよいかなと思っています。
【カエルが目印「レインフォレストアライアンス」】
この他によく見かけるものに「レインフォレストアライアンス」があります。カエルがマークになったもので、「企業と農業と森林が交わる場所に立ち、責任ある事業慣行を新しい標準にするために活動」※1している国際的な非営利団体による認証で、コーヒーや紅茶等にマークが記されていることが多いです。
カエルは、南極大陸を除く全ての大陸に生息しいて、各地の環境指標生物になっていることからシンボルマークになったということです。
この認証を受けるためには「農業、林業、観光業の事業者が監査を受け、環境・社会・経済面のサステナビリティを義務付けた基準に準拠していると判断」※1されることが必要です。
【身近なエコマークを探してみよう】
今日は「フェアトレード」と「レインフォレストアライアンス」の二つの認証制度を紹介しました。あなたの町のスーパーマーケット等では、この他にも有機商品であることを示すマーク、持続可能な方法により採集、生産されたことを示すマーク等いろいろなマークを目にすることができます。
お子さまと一緒にいろんなマークを探して意味を調べてみる体験はいかがですか?私たちの小さな購買行動の変化が子供たちの住み良い世界づくりに繋がるかもしれません。
※1 レインフォレストアライアンス(https://www.rainforest-alliance.org/lang/ja)