十五夜飾りとお月見団子ワークショップに間に合うか!?クズの花
オリセンの道路に面したの法面には、クズの蔦が四方にめぐり、葉が勢いよく繁っています。
今、その一面クズの中に紫の花が咲いているのが見られます。これ、クズの花なのです。
秋の七草のひとつに数えられる花で、他には、オミナエシ、ススキ、キキョウ、ナデシコ、フジバカマ、ハギがあり、昔の人は、春の七草は食べて楽しみ、秋の七草は、見て楽しみました。ちょうど同じきせつに中秋の名月が見られたことから、お月見のお飾りとして彩りを添えました。
ちなみに、この秋の七草は奈良時代の歌人、山上憶良により歌われたことで定着しました。
秋の野に 咲きたる花を
指折り(およびをり)
かき数ふれば
七種(ななくさ)の花
萩の花 尾花葛花 撫子の花
女郎花 また藤袴
朝貌(あさがお)の花
万葉集 山上憶良
9月24日開催予定のワークショップでは、お団子づくりに加えて秋の七草をはじめとした秋の自然を飾る活動も予定しています。それまでクズの花が咲いていれば、素敵なお供えの花になりますね。