秋分の日

2018年は9月23日が秋分の日です。
江戸時代に出版された季節の解説書「暦便覧」(著:太玄斎)には、二十四節気の解説も記されており、これによると、秋分は 「陰陽の中分となれば也」 です。昼夜の長さが同じになる頃です。今日は秋の彼岸の中日でもあるということで、暑い日も減りつつ、風の冷たさを感じる日が増えてくるということなのでしょうか。

今年の夏はあれだけの酷暑に悩まされましたが、秋はきちんとやってくるのですね。異常気象は、四季を奪ったのかと思っていましたが、季節の循環はまだしっかりと、廻ってくれているようです。
今日はご先祖様を思う日。こうした季節の節目を現してきた二十四節気を編み上げてきた我々ご先祖様の智慧と苦労に改めて感嘆と感謝を感じます。

さて明日は、中秋の名月、十五夜です。お天気が少し心配ですが、私共のワークショップは予定通り開催します。ご家庭に季節の行事と身近な自然で暖かな時をお届けできれば私たちの喜びといたすところです。