レモンの木に珍客登場!自然相手には油断大敵。

本日無事に我が家の子供たちが帰国し賑やかさが戻ってきました。お土産話を聞いたり、お土産の整理やら洗濯やら、そうこうしているうちに8月11日分の記事掲載が日をまたいでしまいまして、すみません😢⤵️⤵️。本日はアゲハチョウの幼虫情報を伝えします。

そして先日記事にしましたアジサイのお守りも無事に任務を終え、本日開花した3輪と共に娘に引き渡しました。トラブルを乗り越え、以前よりイキイキしている気がします。

【神出鬼没な黄緑色のかわいいヤツ】
さて、安心してベランダの他の木に目をやると、レモンの木に異状発見です。葉っぱがことごとく何者かにかじられているではありませんか。嫌な予感がして娘とじっと観察してみると、1匹、2匹…7匹、8匹もの大小さまざまな黄緑色のイモムシ君たちがいるではありませんか。ムシャムシャと美味しそうに我がレモンの葉を食しております。
私も油断しておりました、レモンを始め柑橘系の木にはアゲハチョウが産卵し幼虫がそこで育つのですが、それは春だけだと思っていました。娘の図鑑で調べてみたところ、産卵は年に4回、つまりオールシーズン行われ、羽化は冬以外の年三回行われるのだとか。春には防虫ネットを被せて産卵を防いで乗りきり、完全に安心していました。

【人や自然との出会いは学びにつながる】
娘との話し合いの結果、今回はアゲハチョウの幼虫君たちにレモンの葉を譲ることとし、このレモンの木から羽ばたいてもらえるよう見守ることにしました。アゲハチョウの幼虫は鳥の糞に酷似した状態で過ごし、最終段階で黄緑色のアオムシの色かたちに変わります。今回はその最終5令幼虫のようです。気持ち悪いとか怖いと思う子供がいても仕方ありません。でも、しっかりとその対象の存在を認識して認めることは大事だと思います。

【アゲハチョウの幼虫観察ポイント】
もし、ご家庭のそばで幼虫を見つけたら、次のポイントで観察してみましょう!
 ○幼虫の姿かたち
 ○幼虫が住んでいる木
 ○住んでいる環境や食べているもの
観察の結果はメモや絵等で表現してもらいましょう。体験を言語化するプロセスを通じて考えを整理し人に伝える力が育つとともに、昆虫等の異形の生き物がほんの少しでも、近しい存在に思え、子供たちの世界が広がるきっかけになるかもしれませんよ。