若者の14%が終戦の日を知らない現実
今日8月15日は終戦の日。お盆の最中でもあり、それぞれのご家庭でそれぞれに過ごされたことと思います。
この日にちなみ私にとって衝撃的なレポートがあります。二年前にNHKが18才と19才の1200人を対象に行った平和意識調査で、14%の若者が終戦の日を知らなかったという事実です。そこで今日は子供たちと終戦の日についてまとめます。
【戦没者を追悼し平和を祈念する日】
終戦の日は正確には「戦没者を追悼し平和を祈念する日」といいます。昭和57年閣議決定にて設定された日で昭和38年より続けてきた全国戦没者追悼式をその祈念行事とされました。特に今年は、令和元年であることや戦後最悪といわれる日韓関係も踏まえ注目されたところでした。
【8月15日も大切な年中行事のひとつ】
さて、我が家では娘の小学校入学を期に8月15日の式典について、黙祷と陛下のお言葉をきちんと賜る日として捉え直すこととしました。
この日を毎年、かつて戦争が行われあまりに多くの人が亡くなったこと、戦争が原因となってまだ現代に多くの課題が残っていること、日本と中国及び韓国並びに欧米ではこの日の受け止め方が違うことなどを認識できる日になればと考えています。
【風化させてはいけない意識】
冒頭の調査結果を鑑みつつ、現代の政治的なお話はさておき、74年前に何があり、今の日本があるのかという事実を国民全員がきちんと理解し世界の国々と交流できる、世界で起きていることを自分の頭で考えることが今正に求められる重要な事だと思います。
そうした意味で、毎年8月15日には家族で黙祷を捧げ陛下のおことばを賜り、戦争のお話をする。このことは何にも代えがたい大事な年中行事にはならないでしょうか。
あなたのお子さまとは、どのように終戦の日に向き合いますか?